学校の宗教家の先生んちのガス・水道が止まらないかが心配、河ぶたです
今日は企画とは無関係ですが、過去に読書感想文で二度賞をいただいている(中三と高一)私が友達から半ば無理矢理読めと言われて渋々読んだ作品の感想を書きたいと思います。
まじめな話なので、つまらないですが、お薦めの作品なので読むだけでも読んでみてください。
今年に入っておもしろい和書を読んでいなかった。
というよりも読んでもおもしろいと感じないし、大衆文学に嫌気がさしていた。
元々小説を読むことが少なく最後に読んだのは、去年群像に掲載された劇作家の本谷有希子の著作「絶望」。
今年春先に話題になり、気になっていたのが、お笑い芸人の劇団ひとりの著書。
個性的なキャラでバラエティー番組などで活躍する彼が、執筆をしたという話が話題になった。
いくつか書評も見たが、プラス評価ばかりで、本業が芸人だから多少甘く見ているのだろうと
思っていた。
しかし、実際に「陰日向に咲く」を手に取り、一読してその偏見は滅した。
内容は現代小説という側面から、文学というよりは娯楽作品ととらえられるかもしれないが、全体的に疾走感ある書き方をしているのが特徴だ。
ただし、所々に緩急を用いた器用な書き方をしている。
小説の基本スタンスをひねりながら、日常的なたとえで笑える一面もあり、人間の心の真に迫ったような場面展開もある。
この緩急自在の文体が読んでいて読者を飽きさせない。
まず手に取り読んでみることをオススメします。
実際に読んでみなければこの作品の完成度はわからない。
劇団ひとりという人物のイメージが一変する作品になるはずです。
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